「Red Tiger」 2021 白土、金、漆、自然鉄釉薬 220×140×230㎜
「美とは」という問いを秘めたオブジェや、不思議な表情を滲ませたクリーチャー達。
陶を素材に意欲的な制作を続けている河明求。
長い歴史を持っている日本と韓国の古代文化と物語に潜在している新たな造形の可能性について
研究を行っており、作品へもその影響が感じられる。
幸福な1年への願いをこめて、寅年2022年の始まりを飾ります。
Ceramic objects quietly asking us “What is beauty?” and
creatures with wondering expressions:
they are all born from Ha Myoung-Goo's ambitious attempts at creating unique figures.
He studies and does researches on potential for new forms of ceramic implicit in the long-lasting ancient cultures
and narratives in Japan and Korea. Therefore,
we may feel or find the influence and the trace of them in his works.
With best wishes for Happy New Year, the artist marks the beginning of 2022, the Year of the Tiger.
河明求
1983 韓国生まれ
学歴
2009 慶熙大学校芸術・デザイン学部 陶芸学科 卒業(韓国)
2012 Royal college of art 陶磁・ガラス専攻 交換留学過程 修了(U.K)
2013 京都市立芸術大学 大学院美術研究科 工芸専攻 修士課程 卒業
現在 東京造形大学 大学院造形研究科 博士課程 在学中
主な個展
2016 河明求 個展「形と用」(東京・Azabujuban gallery)
2016 河明求 個展「見えない、聞こえない、つかめない。でもたしかにあると感じること」 (東京・Silver shell gallery)
2017 河明求 個展「Message hidden in humor」(東京・Azabujuban gallery)
2018 河明求 個展「Message hidden in humor」(韓国・JISO gallery)
2019 河明求 招待展 (韓国・ロッテデーパト本展・アビニュエル全館)
2019 河明求 個展「幻の神社」(東京・Gallery Nayuta)
2020 河明求 個展「輝かしい神ドケビ」(韓国・BON gallery)
2021 河明求 個展「古代からの手紙」(埼玉・丸沼芸術の森)
主な展示
2017 釜山ビエンナーレ「2017海の美術祭/Sea Cube/ OHASHI Hiroshi X HA Myoung-goo」(韓国・多大浦海水浴場)
2019 / 2018 / 2017 / 2016 工芸トレンドフェア「丸沼芸術の森ブースコーディネーター」(韓国・ COEX)
2019 / 2018 / 2017 アートフェア東京(有楽町・国際フォーラム)
2019 KIAF (韓国・COEX)
2021 アンドリューワイエスと丸沼芸術の森コレクション展(岐阜県現代陶芸美術館)
主なプロジェクト
2015・2017 Futaba Sports オリジナルイラスト制作
2017 埼玉県朝霞市公式キャラクター「ぽぽたん」制作(原作者)
2018 駐日韓国大使館韓国文化院 特別協力展示「 Made in MARUNUMA 朝霞-8作家の出会い 」コーディネーター
2018 BAMA 海外特別展示「丸沼芸術の森ブースコーディネーター」(韓国・釜山)
2020/2019 / 2018 / 2017 / 2016 工芸トレンドフェア「丸沼芸術の森ブースコーディネーター」(韓国・ COEX)
河 明求展「幸せな虎さん 2022 」
Ha Myoung-Goo Exhibition [Happy Tiger 2022]
2022年1月14日(金)-1月29日(土) ※1月30日(日) 15:00まで延長
12:00-19:00 最終日/Lastday-17:00
水曜休廊/Wednesday Closed