中津川浩章展「舟と木と」


木と舟は描く中で自然に生まれてきた。

それが何を象徴しているのか、じつをいうとよくわからない。

それを知るために描いているといってもいい。

木々の記憶は交錯し、意味と物語を生む。

死と生命。神話的世界の顕現。

もうひとつの世界につながるひらかれた扉。

(中津川浩章)

中津川浩章 (なかつがわ・ひろあき)

             

美術家、画家として1980年代からこれまで多くの作品を制作発表。国内外で個展・ライブペインティングをおこなう。阪神淡路大震災後の神戸がライブペインティングの始まり。その後もトルコや福島・仙台など被災地へ。30年以上にわたり障害がある人たちの表現活動をサポート。キュレーター、アートディレクターとして展覧会企画・アートスタジオ・公募展などのプロジェクトに携わる。当事者、支援者、障害のあるなしにかかわらず子どもから大人まであらゆる人を対象にアートワークショップを実施。人間が表現することの意味を掘り起こす。美術・福祉・教育・医療・さまざまな分野で「アート」の意味を問い直し、社会とアートをつなぐ活動に取り組む。

 

 

近年のおもな個展

2016 「愛は森に隠れている」 ギャラリーモーニング (京都)

2016 「中津川浩章展」 フジカワ画廊(東京)

2016 「ライブペインティング」 ストリートギャラリー(兵庫)

2016 「ライブペインティング」 アトリエ2001(兵庫)

2016  「愛は森に隠れている」 ギャラリィK (東京)

2017 「sevgi ormanda gizli」トルコ日本基金文化センター (トルコ)

2017 「おおたか静流+コラボ・ライブペインティング」 土日基金文化センター (トルコ)

2017 「描くことの根源へ 世界のはじめから存在している絵画」 櫻木画廊 (東京)

2019 「老いたイーグルと語るべきこと」京都場(京都)

2019 「神話の森」 櫻木画廊(東京)

2021 「線を解放する」 櫻木画廊(東京)

2022 「どこでもない場所へと向かう」 ルーサイトギャラリー(東京)

2022 「表現の森を歩く」 櫻木画廊(東京)

2023 「描くことの根源へ」 櫻木画廊(東京)

2023 「描くという秘儀を通じて見えない世界を呼び覚ます」ギャラリー勇斎(奈良)

2024 「表現の森にたたずむ」 櫻木画廊(東京)

2024 「記憶の森」 円荘(神奈川)

 

 

おもなグループ展

2011 「中国韓国日本現代美術展」 798四面空間画廊 (中国)

2011 「東京アートフェアー」 フジカワ画廊 (東京)

2013 「北京遭遇」ステップスギャラリー (東京)

2013  Try to remember kind of September」 マキイマサルファインアーツ (東京)

2013 「ギャップ ダイナミクス 発信/板橋」 板橋区立美術館 (東京)

2014  「岡本太郎とアールブリュット」 川崎市岡本太郎美術館 (神奈川)

2014   青梅アートプログラム「まなざしを織る」 青梅市立美術館 (東京) 

2014 「ドローイング」 不二画廊 (大阪)

2015 「中津川浩章 ドローイング」 不二画廊 (大阪)

2015 「KIAFアートフェア」 (韓国)

2017 「原始感覚美術祭 田口ランディとコラボ・ライブペインティング」(長野)

2018 「In the Navel of the Moon」 展覧会/レジデンス(メキシコ)

2019 「精神の《北》へ」 ロヴァニエミ美術館(フィンランド)

2024 「呼吸している創造不自由の中の自由へ」 新宿NPO協働推進センター(東京)

2025 「舟を呼び、舟に呼ばれる」 京都場(京都)

 


中津川浩章展「舟と木と

Hiroaki  Nakatsugawa  Exhibition [Dialogue with ships and trees

2025. 5.28 (Wed) - 6.15 (Sun)       

12:00 - 19:00   Lastday - 17:00   

4日&11日休廊 4th(Wed)&11th(Wed) Closed