伊藤志帆「水の中の季節Ⅱ」


「通り雨」  2021年 雲肌麻紙、膠、墨、水干絵具、岩絵具 410mm×320mm

 

 

 

季節は終わる

坂の上 光が揺れる

遠くの雷が大地を打って 

ぬるい風が首をくすぐる

思い出せなくなる前に

かき集めて つなぎ合わせて

小さい私と答え合わせ

 

 (伊藤志帆)


伊藤志帆 経歴   

1987  愛知県生まれ

2011   武蔵野美術大学造形学部日本画学科 卒業

2013   武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻日本画コース 修了

グループ展 等

2010  「第21回臥龍桜日本画大賞展」入選 

「第36回春季創画展」入選  ※2012年共

「第9回三菱商事アートゲートプログラム」入選 *2011年共

2013 「向こう側のリズム ー呼応する絵画ー」MAKII MASARU FINE ARTS(東京)

2014  「版画ってあれでしょ?小学校のときにやった板を彫るやつ。」ギャラリーYUKI-SIS(東京) 

       「ひかりの羽化と越境」ギャラリー炭焼(愛知) 

       「扇絵画展」そごう横浜(神奈川)

2016  「向こう側のリズム」MAKII MASARU FINE ARTS(東京)

2018  個展「水の中の季節」 ギャラリーナユタ(東京)

2021 個展「水の中の季節Ⅱ」ギャラリーナユタ(東京) 

「昼の夢」  2021年 高知麻紙、膠、墨、水干絵具、岩絵具 257mm×182mm


伊藤志帆展「水の中の季節 Ⅱ」

Shiho Ito Exhibition [Season inside the water]

2021.8.24Tue- 9.4Sat 9.1休廊 Closed on 9